みなさんはBMWと言えば高級車と思いますよね?でも今から40年以上前、すごくかわいいBMWの車がありました。それが「イセッタ」と「600」です。

BMW(イセッタ)
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BMW(600)
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当時のドイツ(西ドイツ)は、第二次世界大戦の痛手から完全には立ち直っていませんでした。そんな中でもBMWでは戦前の栄光を取り戻そうと高級車を製造していました。

(戦前の人気車 BMW328)
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(戦後の車 BMW502)
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しかし、貧しい時代にそぐわない事もあって、会社の業績が悪化していたのです。そこでイソ社とライセンス契約を結び、13馬力、重量340kg、全長2.3mの小さな小さなキャビンスクーターを作ることにしました。それが「イセッタ」です。この車、フロント全面が開くゆかいな、いけてるデザインでドイツ市民にもなかなか好評だったようです。
しばらくしてBMWは「イセッタ」をベースに大型化(と言っても全長などは現在の軽自動車にも満たない程)した「BMW600」を開発しました。この車にはオートバイのBMWユニットが搭載されており、また現代に通ずるBMWのトレーリングアームの基礎技術がみられます。デザイン的には「イセッタ」の形を踏襲していましたが、4人乗りになるなど大型化をいかしたレイアウトになりパワーアップもしました。この二台の車は時代を反映するように開発され人々に愛されていきました。しかし次第にドイツの経済が安定してくると、新型の700、1500(ノイエクラッセ)等の大きな車へと人々の関心も移っていき、小さな車達の役目も終わりました。そしてBMWもこの頃から経営難を乗り切り、メルセデスと並び賞されるほどのプレミアムメーカーへと急成長していくことになります。
この時代に活躍した小さな二台の車の役割(社会やBMWの中で)を考えるとちょっと切なくなります。そして見た目以上にかわいく思えるのです。それは僕だけでしょうか?まさにノスタルジックでキュートな車達、イセッタ、600。もしかしたらこの2台の車がいなければ経営不振は解消されずBMWも21世紀に生き残っていないかもしれません。皆さんもこんなスモールカー達がBMWを支えていたことを覚えていてくださいね。
次回:「記憶に残るかわいい車達」
お楽しみに!!
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